子供がいる家庭

子供がいる家庭での生命保険比較は、もちろん子供のことを考えたうえで加入を検討しなければいけません。家族を支える世帯主がもし亡くなってしまった場合、残された家族が生活に困ることになるでしょう。そのため、家族のことを考えた生命保険を考えます。また、共働きと専業主婦、夫と妻の場合で比較の方法が変わってきます。まずは夫の場合から考えます。子供がいる家庭の世帯主は、死亡保険金を充実させた後、医療保険を考えます。共働きの場合、妻の収入が少しは頼りにできます。死亡保険は、職業、子供の人数、住宅など様々な条件により必要な保障は変わります。
また、子供の今後の教育費も考慮して保険金額を決めなければいけません。主なポイントは、子供の教育費、妻の収入で生活費を賄えるか、住宅ローン、亡くなってから生活が落ち着くまでに余裕が持てるお金、葬儀費用です。夫が亡くなってからの生活費は、一般的にはそれまでの生活費の70%だとされています。もちろん、家庭により違いますので、参考程度にしてください。具体的には、現在の生活費から夫が使ってる生活費を引いて計算してみましょう。医療保険は、職業によっても変わりますが、世帯主が入院などで働けなくなったら、その間の医療費だけでなく生活費もカバーしなければなりません。会社員の場合はそれなりの保障もありますが、自営業の場合は収入がなくなってしまうので給料保障タイプの医療保険も選択肢の一つにしてもいいでしょう。妻が専業主婦の場合は、さらにしっかりとした保障が必要となります。世帯主が亡くなった時に、すぐに収入を得ることは困難でしょう。また、小さい子供がいる場合、妻が働きに出ることはさらに難しいでしょう。そのため、しっかりとした死亡保障が必要です。しかし、子供のための生活費や教育費は、子供が独立するまでで良いので、子供が成長するとともに必要な保障も少なくなります。毎年、必要な保障額を少なくすることができる生命保険の加入もオススメです。医療保険は、世帯主が入院しても困らない程度の保障は必要です。
自営業の場合は特に、給料保障タイプの生命保険がお勧めです。次は妻の場合です。共働きの場合、夫と一緒に家計を支えているので、妻のそれまでの経済的貢献度を考えて死亡保障を用意します。妻が亡くなってしまっても夫の収入だけで生活ができるのならば、葬儀費用程度の死亡保険でいいでしょう。葬儀費用が貯蓄で準備できるのならば、生命保険はなくてもいいかましれません。そのため、医療保険の確保が必要です。妻が病気などをした場合、生活費が困らないとしても、医療費の負担で、生活を圧迫する可能性があるからです。また、30歳を過ぎると女性特有の病気にかかる確率が高くなるので、女性特有の病気に手厚い保障がある医療保険をお勧めします。専業主婦の場合、子供が小さければ、夫が子供をどこかに預けて働かなければいけません。その出費が必要となるので、預貯金や収入で賄えない場合は、妻に対しても死亡保険が必要となるでしょう。医療保険は共働きの場合と同じように考えていいでしょう。