契約時の確認点
生命保険比較をし、新しい保険に契約する際に確認をしなければいけない点があります。それは、心得、生命保険料契約者・被契約者・受取人、加入しようと思っている契約書、営業担当者、契約約款などです。心得は、次のようなことです。生命保険とは難しいものですが、いざという時のために加入するものなので、しっかりと考えて納得ができるまで理解してから加入すべきです。そうしないと、いざという時に、保険の対象外であったことに気付くというようなことになってしまうと、せっかく生命保険に加入していても利用することができません。
また、生命保険は、一般的に住宅の購入の次に大きな買い物だと言われています。住宅を購入する場合は、何度も検討し、慎重に決めると思います。生命保険に加入する時もそれと同じぐらい真剣に考えて調べる必要があるのです。死亡保障や満期、解約時にある程度まとまったお金がもらえる生命保険に加入する際には、契約者、被契約者、受取人を決める必要があります。これらを決める際には慎重になる必要があります。生命保険の保険金を受け取る時には、税金がかかってしまいます。契約者などを誰にするかによってかかる税金の種類が違います。税金の種類は贈与税、相続税、一時所得、雑所得などです。このどれに当たるかによって支払う税金が変わるので、契約者などを決める際には確認をしておくといいでしょう。生命保険の加入前には、生命保険の契約書を細かい部分まで再度確認をしてください。
生命保険の広告や提案書などには、生命保険会社が伝えたい売り込みやすい言葉がメインとなっており、そればかりが目につき、頭に残ってしまいがちです。そのため、自身に合っているように思っていた生命保険でも、「○○は対象外」など例外的な事項が付いてる場合があり、加入者が見落としやすい場所に小さな時で書かれていることもあります。細かい点まで注意して読んでおかないと、いざという時に保障対象外となる場合があります。生命保険は、一生涯のものとなることもあります。短いものでも10年以上となるのが一般的です。このため、生命保険に加入する時には、破たんしないと予想できる生命保険会社を選ぶのは当たり前ですが、営業担当者を選ぶことも重要となります。良い営業担当者は人によってことなりますが、信用できる担当者であるかが大切です。もし、ケガや病気などをして、保険金を受け取る時になって、生命保険会社から保険金を受け取ることとなった場合、生命保険会社としては、できるだけ保険金は支払いたくないはずです。
この場合、信用できる担当者なら、顧客のために精一杯働いてくれるはずです。そのため、生命保険選びとは、商品選びだけでなく人選びでもあります。営業担当者との信頼関係もしっかりと築くようにしましょう。契約書だけでなく契約約款の確認も必要です。確認することは、契約内容です。普通、契約時に見せてもらえるのは、契約約款の要約版です。生命保険の加入後に生命保険会社から、完全版がもらえます。この完全版を契約前に見せてもらうようにしましょう。もし、完全版を見せてもらえないときは、その営業担当者は信頼できないと判断してもいいかもしれません。これら以外にも次のような点も契約前に確認しておくことをお勧めします。それは、免責事由、告知義務違反、クーリング・オフ、責任開始期です。